コロナの忘備録1
自分の歴史として書きとどめておこうと思う。
ちょっと前に緊急事態宣言とやらが出された。
非常事態宣言とか言いそうであり、実際にそういっている人もいる。
それに対して間違ってるとかのツッコミを入れる人もいるが、この際どうでもいい。
要はヤバいです宣言みたいな感じであるのは間違いない。
まあ、文章を書くからには間違えると恥ずかしいではあるが。
この宣言以前、自分はマスクをしていなかった。
マスクをしている人は多かったが、していない人も少ないながらも結構いた。
マスク自体の入手が極めて困難であったこともあろうと思われるが、
まだ、僕も含めて他人事と思っていたからと思う。
しかし、宣言後一変した。
様々なお店が「コロナで閉めます」的な張り紙を入り口に貼って閉まり始めた。
近所でいえば、博多駅のアミュプラザや阪急、バスターミナルの紀伊国屋など。
山王公園前のスポーツジムや文房具屋も閉まってたな。
また、コンビニのレジの前に透明のシートがぶら下がり、通常ではない物々しい雰囲気を出し始めた・・・社会全体が、である。
FXや株の取引では、平時ではあまりありえない大幅な値動きをしていたが、
それはそれに関わっている人しかわからない。
しかし、普段の街並みの変化は外に出れば大体気づく。
投資はやらなくても、飯のために外出しないというわけにはいかないだろうから。
まあ、外出自粛でプチ引きこもりだったらそうともいえないが・・・
こうなると、こういう状況が通常であり、マスクをしないことが非常ということになる。
そういうわけから、宣言後にマスクをするようになりました。
自分がマスクをし始めたからかもしれないが、今や店の内外でマスクをしない人は殆どいない状態に見えた・・・様な気がする。
仕事上、マスクをしなさいとは言われたことはなく、自分も含めて何人かはマスクをしていない人はいた。
宣言後、僕は自主的にマスクをしたのだが、今までしていなかった他の人もマスクをするようになっていたんで、みんな同じような考えじゃないかと思う。
マスクをする・しないの問題とは別に、マスクを買える・買えないの問題の方が、
個人ではどうしようもないレベルなんで重要かなと思う。
使い捨てのマスクでも、結構何度も使いました的なマスクの表面が毛羽立って見えるマスクをしている客もたまに見るし、小学校の給食のとき以来見ていないだろう布のマスク(アベノマスク)もよく見るようになった。
また、自作のマスクも結構見るようになった。
一時期は、外国人の派手なマスクにあまり好意的ではなかった(他人の家に来て遠慮しないような感じがしてどうかなと思っていた)が、今となってはそういう感情論を言う余裕すらない。
自分がマスクし始めると偉そうに言いやがって・・・と自分でも思うがw
ウイルス対策はマスクとか手洗いとかの個人の意識で防御力を高めることができるが、
営業自粛や休業などに伴う経済的な問題は、人によっては個人ではどうしようもないという人もいるだろう。
ウイルス収まったら終わりっていうわけでもなく、大変さの質は違えど、同じくらいかそれ以上の大変さがあるのでは、と思う。
つづく