報告その6

結局、三時間で読めたのは約半分。
最初は余裕かまして各章のまとめを読み、そこに付箋を貼り、
ややのんびり読んでいきました。

自分の癖だとは思いますが、最初は必要なところを読んでいこうと思ったが、
気づけば結構じっくり読んでいました。

必要なところを探すということは、とばし読みで進めていき、
必要なところで立ち止まって読む…スタイルで今までも、
今回もそう思い読み進めました。

が、一概にはいえない、ということに気づきました。
このことは、時間制限をしてみて初めて気づきました。

まず、訳文であるということ。
ということは、日本語の文章のリズムとは違うというコト。
日本語に訳されてはいるが…である。
このあたりも、いつも気にすることではなかった。

日本人の書いた本であれば、200ページくらいは大体2時間で読んでいたから、
それにならって今回も予定を立てたのです。

これは、戦略ミスでした。

ユーモアが非常に多い本で、自分がそういう本をあまり読んでなかった
(何冊かはあるが、大体気にせずザーッと読み)から、
時間がかかったとも分析できます。

これは、慣れるしかないでしょう。

あと、この本をナメていたことも。

経済学の本によくあるような、グラフや数字(←苦手)
行動経済学だけでなく、行動心理学の要素もあり、
また、著者の専門である契約法という法律までも含まれ、
さらに、この人の会社の宣伝もちょっと含まれるという、
見方によってはお買い得な、言い方かえれば複雑な内容。

その中から必要な物を探すのは大変だった。
まあ、おもしろいではあるが…。

しばらくこの本放置していたわけですが、

表題に惹かれて購入→少し読んで、興味をなくして放置→今に至る。


それが今、必要性を帯びて光の当たる場所に舞い戻った!
と思うと、この本に特別なモノを感じます。

4章までと、7章を読んで、今現在つかんだところは、

①完全にフィットしたコミットメントは、人それぞれ違う
②自制心も有限

7章の「やりすぎる危険」は目標を過大にしたり、
縛りすぎたりする危険について書かれていて、

③ほどほどにしておけ

ということが書かれています。

ここまで読んで自分が吸収したことは、

「方法論はたくさん掲げたから、よく選んで決めてね。
だって人それぞれだから。」

ということです。

残りはまた後で読みます。